会長挨拶

Greetings

第10回母と子のメンタルヘルスフォーラムinTokyo

妊産婦のメンタルを全力応援‼孤独にさせない‼熱血討論‼

松本 和紀
まつもと

松本

かずのり

和紀

一般社団法人東京産婦人科医会 会長
関東ブロック産婦人科医会 会長

 日本産婦人科医会第10回母と子のメンタルヘルスフォーラムは東京産婦人科医会の主管で令和7年(2025年)5月11日(日)に開催いたします。会場は泉ガーデンギャラリー(港区六本木1丁目、東京メトロ南北線六本木一丁目駅、駅前徒歩3分)、すぐ隣は令和5年竣工になったばかりの麻布台ヒルズ、周辺はスペイン大使館、スウェーデン大使館、アメリカ大使館、ホテルオークラ東京、ANAインターコンチネンタルホテル東京、サントリーホールなどがあり都心ながら緑豊かな静かな落ち着いた環境雰囲気で、最新の設備の講演会場です。

女性の生きづらさ、妊活不妊治療と仕事の両立、育児と仕事の両立の難しさ。男女の在り方、夫婦の在り方、社会、国民の在り方、教育の在り方。すべての基本から考え方を見直さなくてはこれらの困難の解消はできません。

昨年の合計特殊出生率は1.20と年々最小を更新しています。出生数も75万8,631人と最小数を更新しています。妊産婦死亡原因のトップは相変わらず自殺です。この問題の解決は一朝一夕にできるものではありません。女性が望むことは、安心して妊娠し,産み育てられる環境をつくる、その礎を今我々が作らねば取り返しがつかなくなります。

本フォーラムは産婦人科・小児科・精神科それぞれの立場から所見対策を述べていただきますが、加えて看護の立場からそして東京都福祉局より行政の立場から対策、施策を述べていただき熱い討論から希望の持てる未来を模索していきたいと考えております。

医療者から社会、行政、政治政策へ提言を続け教育を含め社会の在り方考え方を根本的に変えてゆく必要があると考えております。

こどもまんなか社会をめざしてこども家庭庁が発足しましたが、われわれ産婦人科医会は女性まんなか社会の実現こそこどもまんなか社会実現のカギと認識しております。

多くの皆さんのご参加と熱心な討論を期待し楽しみにいたしております。ともに希望の持てる未来を実現するため、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。


第1回 平成27年 品川
『母と子のメンタルヘルスケア現状と未来』

第2回 平成28年 名古屋
『メンタルヘルスケアの現状と将来への布石』

第3回 平成29年 盛岡
『事例から学ぶ虐待の発生予防対策』

第4回 平成30年 別府
『メンタルヘルスハイリスク妊産婦のサポート』

第5回 令和元年  岡山
『妊娠前から育児まで切れ目のない支援に向けて』

    令和2年  延期

第6回 令和3年  福岡
『福岡での四半世紀の歩みと提言』

第7回 令和4年  埼玉
『母と子の愛着形成のために』

第8回 令和5年  三重
『今だからこそ、心に寄り添う「親子支援」』

第9回 令和6年  滋賀
『子育て支援の新時代に向けて~産科的アプローチと小児科的アプローチ~』

第10回 令和7年 東京
『妊産婦のメンタルを全力支援‼孤独にさせない‼熱血討論‼』